にんじんしりしりは、千切りの人参を卵とツナで炒めたものです。
っていう説明をネット上でもよく見かけますが、にんじんしりしりはツナと卵が入ってなくてもにんじんしりしりです(^^)
ちなみに「しりしりする」という言葉はウチナーヤマトグチ。本土の言葉と沖縄言葉がミックスされた沖縄言葉です。
古くからのウチナーグチでは「しりしり」だったそうです。
今も、「しりしり」が摩り下ろしたものを指す場合もあれば摩り下ろし器を指す事もあるし、「しりしりする」は千六本を刻む場合にも使われたりします。
使い分け方?それは、ニュアンスとその場の空気で感じ取りましょう(笑)
全くの余談ですが・・・
【沖縄言葉の摩り下ろしいろいろ】
- でーぐにしりい → 大根おろし器
- そーがしりい → 生姜おろし器
というわけで、人参をおろしたもの=にんじんしりしりい。
じゃ、人参おろし器があるのか?って話ですが・・・
↑一般的に言われる「しりしり器」です。
でも、沖縄でポピュラーなのはちょっと形が違うんです。
竹を半分に割ったようなカーブがあって、こんなに危険そうじゃない。
↑このほうが近いかな(^_^;)
それに、今でこそ「しりしり器」で通じますが、元々は「つき」って言います。
ようは、千六本程度の太さの千切りが出来れば無問題!
なんだか相当脱線してますので話を戻しましょうね(^_^;)
にんじんしりしりいにツナが使われるのは、沖縄県民のソウルフード、いや、ソウル材料の代表格がツナとポークなので、結果的にツナが使われる場合が多いだけで・・・ポーク缶と人参の組み合わせもよく見かけます(^^)
そもそも家庭料理ですから、いろんなバリエーションがあって当たり前なわけで、それがまた家庭料理の良いところだと思います。
我が家もいつか、Darcis家の料理といえるものを作れるようになりたいな~。。。
って、その前にこのテキトーな料理を何とかしなくては(汗)
この日のにんじんしりしりいは、離島に行くとよくお世話になる民宿のおばぁが作ってくれるにんじんしりしりいの味をコピーしたものです♪
コピーって言うほどのことはないんですが、コツは材料にあらず!
このレシピは、作り方が重要です。
にんじんしりしりい
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醤油や麺つゆなどを使うと、人参の色がくすんでしまうのでお勧めしません。
人参本来の甘さを引き立てるほうがずっと美味しいんです(^^)
今回、ツナを使っていますがツナを入れる場合は、油を切ったツナを使います。
投入のタイミングはStep3。油を入れるときに一緒に入れます。
最大のポイントは混ぜない事。
お好み焼きを焼く感じで作るとベストです♪
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3 コメント大歓迎です♪:
うちも人参シリシリ良く作ります。
簡単だし、色合いが綺麗ですものね♪
人参の甘みと(我が家は)塩胡椒だけなのに、本当に美味しいですよね!
こちらでも最近ゴーヤが出だしたし、沖縄料理久しぶりに作りたくなりました(^^)
にんじんとツナの炒め物はよくお弁当用に作って冷凍しているんだけど、あれもシリシリなのかなぁ?
卵を入れたらすごくおいしそう!
にんじん嫌いな私でも食べられそうな気がしてきました!
やってみよう~♪
こんにちは。
なかなか伺えなくって。(汗)
人参は炒めて、塩だけでもおいしいですね。
しりしりは、味付けがシンプルが好き。
そうっか、たまごのポイントって大切んあんだと感じました。
今度、やってみます。
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